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若い女性の食生活にはイソフラボンが少ない?
女性ホルモンに似た働きがあることで知られているイソフラボンは大豆食品に含まれています。近年、食の欧米化が進み、和食を食べる機会が減り、高カロリー高脂肪の洋食を食べる人口が特に若い世代を中心に増加しています。
若い女性の食生活にイソフラボンは足りているのでしょうか?
イソフラボンの摂取状況
平成14年の国民栄養調査によると、大豆イソフラボンの一日の摂取量の平均は15歳から59歳の女性で16mg、50歳以上の女性で22mg、15歳以上の男性で18mgとなっています。食品安全委員会では大豆イソフラボンの目安摂取量上限値を一日に75mgと定めています。
イソフラボンは過剰摂取の危険性が心配されていますが、この調査結果からすると、十分な量を摂取できていないというのが現状です。
特に15歳から59歳の女性のイソフラボン摂取量が低い事実を示しています。
別の女子大生を対象にした調査では、彼女達のイソフラボン摂取量は一日に12mgから13mg程度であるという結果が出ています。
これは大豆食品の摂取が少ないことを示しています。
望ましいイソフラボンの摂取量とは?
食品安全委員会ではイソフラボンの摂取は一日に70mgから75mgを上限とし、たとえば食品から40mg前後、サプリメントなどの特定保健用食品から上乗せして30mgまでの摂取が望ましいとしています。食品から十分に摂取できる場合は、サプリメントは必要としません。
イソフラボンの効果
イソフラボンは女性ホルモンに分子構造が似ているところから、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きが認められます。特に女性にとって気になる乳がんの予防や脂質異常の改善、更年期障害の症状の緩和、美容面では肌の乾燥を防ぎ、しわ、しみを予防する効果や美髪効果、抜け毛の予防効果が期待されています。
イソフラボンの摂取を増やすために
洋食中心の若い女性は大豆食品の摂取量を増やすように心がけましょう。せめて一日一食は和食を食べることをおすすめします。
豆腐入りの味噌汁、納豆、ご飯というシンプルなメニューの朝食でも、イソフラボンの一日の目安摂取量を摂ることができます。
どうしてもパンやコーヒーを好む方は、コーヒーのクリーム代わりに豆乳を使いましょう。
また豆乳と果物をミキサーにかけ、簡単なスムージーを作って飲んでみるとイソフラボンがしっかりと摂取できます。
豆乳は毎日1パックを飲むようにします。
豆乳が飲みにくい人は豆乳飲料でも大丈夫です 。
大豆以外では枝豆や小豆にもイソフラボンが含まれています。
枝豆なら間食に食べるとヘルシーでダイエットにも向いています。
冷凍保存もできるので便利です。
どうしても食品からイソフラボンが摂れない方は、サプリメントの摂取を考えてみましょう。
サプリメントなら大豆嫌いの人でも抵抗なく摂取できます。
ただしサプリメントは一日に30mgまでの摂取を守るように気をつけます。
用量を守り、継続して摂取すると、イソフラボンの効果を体現することが可能です。