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イソフラボンには発酵大豆が良い?
イソフラボンは大豆食品に含まれます。同じ大豆食品でもイソフラボンの効果を効率良く摂取するためには、味噌やしょう油などの発酵大豆食品が良いといわれています。
その理由についてご紹介します。
大豆イソフラボンとは?
大豆イソフラボンは大豆の胚芽部分に多く含まれているフラボノイドの一種で、現在、10種類以上が確認されています。大豆の種類や栽培される環境により、含まれるイソフラボンの量に違いがあります。
一般的には、乾燥した子実の0.2パーセントから0.3パーセント程の割合で含まれています。
イソフラボンは植物エストロゲンとも呼ばれ、女性ホルモンに似た作用があることが認められています。
大豆イソフラボンの型
大豆イソフラボンは通常、糖と結びついた配糖体として存在しています。糖の部分が分離したイソフラボンはアグリコン型と呼ばれます。
アグリコン型は味噌、しょう油、納豆などの発酵大豆食品に含まれています。
しかし発酵大豆以外のほとんどの大豆食品に含まれるイソフラボンは配糖体です。
発酵大豆に含まれるアグリコン型の特徴
配糖体のイソフラボンを大豆食品から摂取すると、腸内細菌や酵素の働きにより糖と分離したアグリコン型に変化します。そしてその後、腸管から吸収されます。
アグリコン型は分子のサイズが小さく、素早く吸収されるというメリットがあります。
発酵大豆にはアグリコン型のイソフラボンが最初から含まれています。
そのためほかの大豆食品に比べ、摂取すると効率良く早くイソフラボンを吸収することができます。
このことからイソフラボンは発酵大豆から摂取すると最も効果が高いといえます。
おすすめの発酵大豆食品
発酵大豆食品は味噌、しょう油、納豆があります。味噌やしょう油は調味料として使用するうえ、塩分が多いため、多く摂取すると塩分の摂り過ぎになります。
納豆は好き嫌いがあり、食べられないという人もいます。
そんな人におすすめなのがインドネシアのテンペという発酵大豆食品です。
テンペはテンペ菌で大豆を発酵させて作る食品で、納豆のような匂いも癖もほとんどなく、健康食品として近年注目されています。
照り焼きソースをつけて焼いたり、サラダに入れて食べると美味しいです。
テンペからアグリコン型イソフラボンが摂取できます。
テンペは一般のスーパーでも販売されるようになりましたが、入手できない場合は通販でも購入できます。
発酵大豆と同じアグリコン型イソフラボン配合のサプリ
発酵大豆食品は種類が限られているため、食品からではなかなか思うように摂れないこともあります。そんな時に便利なのが、アグリコン型イソフラボンが配合されたサプリメントです。
イソフラボンのサプリメントは多くの商品が販売されていますが、その中にアグリコン型イソフラボンを配合しているものがあります。
このタイプのサプリメントは吸収率が高く、効率的にイソフラボンが摂取できます。
ただしサプリメントから摂取する場合は過剰摂取にならないように一日の摂取量を30mg以内に抑えるように注意が必要です。