イソフラボンを使った飲み物

イソフラボンは大豆製品に多く含まれ、和食から摂取しやすい成分です。
しかし近年、食の欧米化に伴い和食を食べる人が減少しています。
また、忙しさからインスタント食品や出来合いのお弁当で食事を済ます人も少なくありません。
そうなるとイソフラボンの摂取が難しくなります。
意識してイソフラボンを摂取しなければなりません。
そんな方に、イソフラボン入りの飲み物が便利でおすすめです。

イソフラボンが摂取できる飲み物

イソフラボンは大豆、大豆製品に多く含まれています。
味噌、豆腐、納豆、醤油、きな粉、湯葉、油揚げ、がんもどき、おから、凍り豆腐などを食べるとイソフラボンを摂取できます。
しかしこのような食品は主に家庭料理で使うことが多く、調理のための時間的な余裕が必要です。
しかし飲み物であれば、時間をかけずに簡単にイソフラボンが摂取できます。

豆乳

イソフラボンが豊富に摂取できる飲み物で真っ先に思いつくのが豆乳です。
豆乳は大豆を擦り潰して水で煮詰めたものです。

豆乳は200gサイズを2パック飲むと、イソフラボンの1日の目安摂取量の上限値に達します。
豆乳は色々な種類が販売されていますが、無調整タイプがイソフラボンの含有量が豊富で加糖もされておらず、ヘルシーでおすすめです。

豆乳の飲み方

牛乳を飲む人は牛乳を豆乳に置き換えます。
コーヒーや紅茶のクリームに豆乳を使います。
クリームシチューやスープも牛乳や生クリームのかわりに豆乳を使用します。
スムージーにも豆乳を入れます。
寒い季節には温かいココアに豆乳を入れて飲みましょう。

このように普段、牛乳を使用している飲み物を全部豆乳に変えるだけで、イソフラボンが簡単に摂取できます。

豆乳をそのまま飲む時は人肌程度に温め、少量のはちみつを入れると飲みやすいです。

きな粉ドリンク

きな粉はイソフラボンを最も多く含む大豆食品です。
きな粉大さじ8杯でイソフラボンの1日の目安摂取量の上限値に到達します。
きな粉を自分の好きな飲み物に入れて飲みます。
おすすめはホットミルクですが、豆乳を使うと更にイソフラボンの量が増えます。
きな粉は保存期間が長く、常備しておくと便利な大豆製品です。

イソフラボン配合ドリンク

最も便利なのは市販のイソフラボン入りのドリンク剤です。
豆乳入りの炭酸飲料ドリンクも販売されています。
ビタミンやコラーゲンなどが配合されているタイプや、ヨーグルト味の清涼飲料水タイプもあります。
薬局、ドラッグストア、通販でも購入でき便利です。

忙しい日々も飲み物でイソフラボンを補給

イソフラボンはトータルで一日に75mgまで摂取が可能です。
サプリメントからの摂取は30mg以内に抑えるように食品安全委員会で定めています。
とはいえ長期間にわたり上限値を大幅に超えた量を摂取しない限り、直ちに健康被害が出る可能性があるわけではありません。

豆乳はイソフラボンを摂取するためにはとても便利な飲み物です。
和食を食べない方は、せめて一日コップ一杯の豆乳を飲むように心がけましょう。
お肌の健康を保つ美容上の効果も得られます。
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